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2003/3
2003/3/31 子犬のピピン
ネットで本を買うと、ええいっとどか買いするので、
積んであるだけの本が50冊近くなってしまった。
人生の中で、初めて。
トシをとったのかな、と思う。
金回りに行動力がおっついていかないってことじゃない?
よくお金持ちが、名車を何台も買ったけれど乗る暇がない、とかいうあれ。
もっとも比べると、わたしの人生なんかササヤカナものだ。

最近のファンタジーブームに乗って、
サトクリフの本が突然どかどかと出版されたのだった。
結果、(またいつ廃刊になるかわからないし)全部買った。
これが20冊くらいある。
全部ハードカバーだ、持ち歩けるのか?
いつ読むんだ?
老後の楽しみコレクションか?

絵本が一冊交じっていた。「子犬のピピン」
最後の一行、ひと言に、号泣した。ホントに天井を向いて、しばし泣いた。

感動は、長い話の中にあるのではない。
お互いの気持ち、シチュエーションと結果、なのだった。


  

2006/5/14 モーツァルト
床に置いたCDプレイヤーの上には、毎年、ますむらひろしさんのアタゴールのカレンダーをかけている。今年はゴッホの絵がモチーフのシリーズ。今月はあの、はね橋の絵。うらうらとした陽射しの中の朽ちたボート、釣りをするヒデヨシ。
この絵が、不思議なことに幅広い音楽に似合うのだ。ピンクフロイドとか、モーツァルトにも……。

茂木健一郎さんのセレクト・モーツァルトなんていうから、通りがかりに、つい買ってしまった。
おお、久しぶり。
弟が好きだったので、大昔、壁の向こうでよく流れていた。

……あれ……?……

ミュージカル「モーツァルト!」や舞台劇・映画「アマデウス」のヴォルフガング。自分勝手な天才肌ってキャラ。
そりゃ、昨今の流行の、意外性を狙ったとらえ方なんだけれど。
……ねえ……ちがくない???

わたしは床に座り込む。
これはプレーヤーたちの人格が、わたしの語りかけているのか。
それとも、もともとの作曲家のカラーか。

シンフォニーやコンツェルトなんだからすごく当たり前なのだが、これは「組織/ハーモニー」をしらなければ作れない音じゃないのか。芸術家というより、職人肌。スタッフ・周囲との人間的な調和。

それを踏まえた上で、

孤高の中に美しいものを編み上げる才。

2003/3/23  I remember
友人kuriは、某ゲームを熱愛するあまり、
すでにゲームそのものは遊びつくし、最近ではもっぱら登場人物の会話の英語版と日本語版のニュアンスを引き比べることに熱中している。
で、おおっと感じたことなどをメールで知らせてくれるわけだ。

「ここでの、このたとえ方がよくわからなくて、1週間悩んでる」って、
英文科はかえって難しく考えるからで、
3歳児レベルのわたしの方がわかったりする。
あのさ、わかる単語だけ拾って、ブロックで意味をとらえろってわたしに言ったの、あなただからね。
「あははは、うんと昔、えらそーにそんなこと言ったかもね」

で、
I remember.

英語だとさ、「忘れてないぞ」も「わたし、覚えているわ」も同じ文章なのか。と気づく。
欧米人の表情が豊かなのが、ようやく納得。

…短絡ですかね。


  

2003/3/13 チェーンメール
超親しい友人から、チェーンメールが来ました。
各種言語で書かれて、すごく長い。

戦争反対の署名運動です。
急いでます。有名人から配信されました。
署名とともに、毎日この時間に1分間消灯するデモンストレーションにご参加ください。
これは国連が呼びかけ、始まりました。…。

わたしも半ばその気になって署名しかけたのですが、
(担がれたとしても、
大勢の善意を疑うよりかはマシでしょう)
(だいたい、わたしにメールした友人を疑うなんて!!)
だけれどわたし…、論理の破綻が許せない。
だから、クエスチョンの方が勝ってしまいました。

サイトで「国連 日本語」と検索する。
ええ、国連サイトをチェックしましたよ。
案の定 「チェーンメールにご注意」。
そのページを、友人のアドレスに送る…。
まったく、なんてことなんでしょう。
(善意を裏切られた友人が怒りまくる声が、聞こえてくるようだ)

ときどき、人の善意を踏みにじるデマって流れます。
プルトップタグを集めて送ると、車椅子が寄付できる。
たばこの封印シールを集めて…、以下同文。

なんのために? 何がおもしろいの?

そしてわたしは、その善意を疑った自分自身に、
寒い気持ちを感じます。いやだなあ。

   

2003/3/2 声
5人の有志が集まって、戯曲の共同執筆をしています。
時間をやりくりしながら、作業・進行のひとつひとつが手探りなのですが、これがホントすごく勉強になる。
先日も、わたしの家で丸1日かけてミーティング(話し合い)&エチュード(その役のつもりでセリフをやりとりしてみる)をしました。
そこからパートをきめて、各自が台本を起こすために、その議事録替わりの録音を聴くことになったのです。
ダビングだけでも大変。わたしはMDを持ってないからテープにしてもらったのですが、数日後にどんと5本届いたわけで。
いつこれを聞くんだと青くなったけれど、
ただこの内容が、おもしろいんだ…。

5人が食べながら飲みながら、リラックスしてしゃべってるんだけれどね。
録音を聞くと、そのときには見えなかったことが見えてくるのです。
話をまとめよう、まとめようとするのが、レミさん。
ひっかきまわそうとするのが、わたし。
このふたりが大半をしゃべっている。
ときどき口を挟んで方向修正するのがタロ。
しばらくしてから発言して、根本からくつがえすのがだぁさん。
全員が詰まって黙ると、ぼそっと極上のアイディアを出すのがひろちゃん。
役割というのか、性格があるのか。


新しいお菓子が出てくると、しばらく全員が無口になったり。
カップアイスをひとつ食べる間に、こんなにたくさん会話ができるんだと気づいたり。

あと、自然な会話ってけっこうおもしろいです。
計算されたセリフにはない、ライプ感がすごい。

でね、
一番マイッたのが、自分の口調と言葉遣いですよ。
わたし、こんなにつきはなした冷たいしゃべり方してたの?
こんなに汚い言葉遣いだったの?(これは多分に、仕事場で意思を通すためにそうなった気もするが、…人のせいにするのはよくないよなあ)
心から反省してしまいました…。

この面子のおもしろいのは、
「あのときみんな、よく怒らなかったよねえ」なんて会話が出てくること。
「誰かが何か言うかと思ったんだけれど、みんながふつうでいるから、わたしも、まあいいかって、怒るのやめちゃったんだ」
「あら、わたしもよ」
ってみなさん、だってあのとき、にこにこと平然としてたじゃないの。


こういう人たちとだから、
言いたい放題でも喧嘩にならずに、共同作業ができるのかもしれないと思うのでした。

   

2003/3/1 ひいな
わたしの生まれた時に、
父のお知りあいのおばあちゃまがつくってくださった
おひなさま。
昔は床の間に父が飾ってくれたのが、
小学生の後半には自分の役目になり、
建て替えの引越しでガラス棚など壊れて、それからは、
実家にいたころは弟のグランドピアノの上とか
現在のマンションにきてからは、
丸いちゃぶ台に飾られたり、
今年は玄関でお客様をお出迎え。

だぁさん曰く。
「持ち主の顔に似るんだヨねえ」
そうなの?

正直に言うと、おひなさまたちの顔は日によって変わる。

にっこりしてるときは安心するけれど、
翳ってたりすると胸に手をあてて、日ごろの反省会などしてしまう。

右の手まりは、母が作ってくれたもの。

  

  

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